皆様お家時間楽しんでいますか。
おうち時間をリッチに、特別にするにはお香の香りを楽しむのがおすすめです。
しなしながらこういったご質問をいただきます。
- お香を楽しむってどうやって?
- 必要なものがわからない
- なんとなく難しそう...
これらの疑問にお答えしつつお香の楽しみ方をご紹介して参ります。
すでに使っているという方もお香のことについてより知れる内容となっています。是非最後までご一読下さい。
【目次】
■お香の種類は3種類
■直接火を付けるタイプ
■温めるタイプ
■常温のタイプ
■さいごに
■お香の種類は3種類
お香には大まかに3種類あります。お線香だけじゃないんですね。
1.直接火を付けるタイプ
2.温めるタイプ
3.常温のタイプ
それぞれ詳細をご紹介していきます。■1.直接火を付けるタイプ
皆さんに最も馴染みのあるお香はこれだと思います。お香自体に火をつけ香りを楽しむタイプのお香です。手軽でお香初心者にはピッタリです。
ご自分のお好きな香りを見つけ焚くだけでなく、豊富な種類の中から様々な香りを試したり、お好みの香立てや香皿、香炉を探しインテリアとして楽しむこともできます。このタイプは3つの形状が存在します。
■スティック型
最もオーソドックスなお香で、線状のお香、俗に言う「お線香」です。お仏壇やお墓で使うお線香と何が違うのでしょうか。実は違いは全くありません。
・必要な物
香立てと香皿又は灰と香炉
先の長いライター
・使い方及び注意
香立て、又は灰にお香を立てます。
お香が安定していることを確認してから先端に火をつけます。
先端が赤くなっていることを確認したら火を消しくゆらせます。
すぐ香りを嗅ぐのではなく少し離れた所で嗅ぎましょう。
折って使用しても問題ありません。
お香が香皿からはみ出ていないか確認しましょう、灰がお皿の外にこぼれます。
風が強い場所での使用はやめましょう、倒れたり灰がちらばってしまいます。
・おすすめの場所やシーン
生活シーンのあらゆる場所寝室
仏間
就寝前に
リラックスタイムに
■コーン型
短時間で香りを広める際に用います。燃焼する範囲が広いため短期間で燃え香りが広がるためです。・必要な物
香立てと香皿又は灰と香炉
先の長いライター
・使い方及び注意
香立て、又は灰にお香を置き先端に火をつけます。
先端が赤くなっていることを確認したら火を消しくゆらせます。
香皿に直接置くと最後まで燃えない可能性があるので付属の香立てを使用しましょう。
・おすすめの場所やシーン
お手洗い
玄関
来客直前に
■うずまき型
長時間香りを楽しむ際に用います。渦となりお香が長いため燃焼時間が長くなり長時間香りをだすことができるからです。燃焼時間が2時間を超えてきますので、ゆったりゆっくり香りを楽しみたい方におすすめです。・必要な物
香立てと香皿又は灰と香炉
先の長いライター
・使い方及び注意点
香立て、又は灰にお香を置き先端に火をつけます。
先端が赤くなっていることを確認したら火を消しくゆらせます。
すぐ香りを嗅ぐのではなく少し離れた所で嗅ぎましょう。
香皿に直接置くと燃えないので付属の香立てを使用しましょう。
・おすすめの場所やシーン
書斎
仏間
リラックスタイムに
長時間集中したい時に
読書の際に
■2.温めるタイプ
お香に直接火をつけず、間接的に熱で温めて香りを広げて使う本格なお香の焚き方です。平安時代にすでに使われていた古くからある方法です。この方法には名前がついており、空薫(そらだき)といいます。
煙を気にすることなく、香木そのものの純粋な香りを楽しめます。近年火を使用しない電子香炉という商品もあります。
香木系の香りが好きだけどお線香しか試したことがない方にはおすすめのちょっぴり上級者向けの楽しみ方です。空薫で焚くものは次の3種類です。
■香木
香木とは木自体が香る木のことを指し、伽羅(きゃら)・沈香(じんこう)・白檀(びゃくだん)の3種類があります。すべてが歴史ある貴重な香原料であり、とりわけ伽羅は1グラム数万円であり年々高騰し続けています。■練香
香木の粉末と様々な漢方などを混ぜて丸状に練り固めたお香のことです。■印香
香木の粉末と様々な漢方などを混ぜて、平に伸ばし小さな型で押し固めたもので形が可愛らしいです。
・必要なもの
灰
炭
香炉
火箸
香木
練香
印香
先の長いライター
・使い方
灰を香炉にいれ、表面を平らにします。
ライター等で炭に火をつけ灰の上に置きます。
火が灰全体にまわるまで待ちます。
火箸で炭を半分ほど灰の中に埋めます。
埋めた炭の少し離れた場所にお香を置きます。
香りがたってきます。
・注意点
炭の着火の際やけどしないように注意しましょう。
炭とお香の場所が近すぎるとうまく香りがでません。
連続で使用する際は適宜換気をしましょう。
・おすすめの場所やシーン
ご自分へのご褒美にご自分の部屋やリビング
■3.常温のタイプ
常温で香りを発するお香原料を刻み、混ぜ合わせて香りを作ったお香です。匂い香といいます。置いておくだけで使えます。次のような種類があります。
■匂い袋
常温で香りを発するお香原料を刻み、混ぜ合わせて調香したものを袋に詰めた 物です。
■塗香
香木を混ぜ細かい細かいパウダー状にし、乾燥してて混ぜあわせたものです。香りを楽しむというよりは手を清めるために使われる場合が多いです。
■文香(ふみこう)
匂い香を和紙で包んだものです。昔は手紙やしおりに直接香りをつけていたものを現代にアレンジした商品です。
・注意点
生地に直接触れさせようにして下さい。しみになる可能性があります。
・おすすめの場所やシーン
クローゼットの中
お車の中
鞄の中
玄関先
■初心者におすすめなのは少量のお試しセット
お香のことがわかったところで、改めておすすめは皆様にも最も馴染みがあるお線香タイプのお香だと思います。準備する物も少ないですし、手軽に始められます。
しかしどれを買っていいかわからない、量が多すぎるといったお声をよくお聞きします。その為当店では初心者向けに様々なメーカーのお香を少量集めたお香のお試しセットをご用意しています。
種類は全部で4つ(各1,100円)、それぞれ5種類の香りが3本ずつ入っています。自分好みの香りを是非見つけてください。
・フローラルな香りを集めたセット
・ハーバルな香りを集めたセット
・古くから愛される香りのセット
・グリーンな香りを集めたセット
■さいごに
お香の楽しみ方をご紹介させていただきました。「お香」といっても様々な種類、楽しみ方があります。是非試してみてください。
今回の内容でわかりにくかったこと、追加でご質問がある場合お気軽にお問い合わせ下さい。
最後まで読んでいただきありがとうございました。皆さんのお家時間がもっと素敵になりますように。
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