【事例紹介・DIYも可】シンプルモダン神棚と取り付け作業

【事例紹介・DIYも可】シンプルモダン神棚と取り付け作業

広島県福山市にございます、福山江原佛具店でございます。

先日いつも当店にてお香を購入して下さるお客様から「引っ越すので引っ越し先の家にお札を置くための神棚が欲しい。商品の選定と取り付けも含めて」とご依頼をいただいたのでご紹介いたします。

作業時間、納期までのお日にち、金額についてもご説明しております。

また今回取り付けた神棚はDIYで取り付けることもできます。取り付け方の参考としても使えますので是非最後まで御覧ください。

 

|神棚の選定

当店は仏壇屋さんというイメージが強く、神棚の取り扱いについてご存じない方が多いと思います。しかしながら昔から仏壇と神棚はセットで用意する方が多いことから一緒に対応できるよう、神棚も長年に渡り取り扱いをさせていただいております。

詳しくをお話お伺いし、「極力コンパクトで必要最低限の神具とお札が置けるものがよい」ということでした。

最低限というのであれば、お札と必要最低限の神具を置くだけのシンプルな棚タイプである以下二つの商品をご提案しました。

1.壁に付けられる家具棚 無印良品

 

出典:無印良品

1点目はなんと無印良品の商品です。もちろん当店に取扱のない商品です。極力当店にある物でご提案したいものの他に選択肢がある場合、そちらも提案します。


2.モダン神棚 神座 ~sinza~ 山田木管工業所

 




2点目は岐阜の山田木管工業所が作っているいう神座という商品です。

こちらは神棚です。しかし形が従来のものとは違うため、モダンな神棚という括りといってもいいと思います。壁掛け式、御札の高さや厚さを選ばず御札や神具を置くことができます。また東濃桧でできています。さらに表面はリブ加工がされており御札のズレが防止されます。

この二つの商品の最も大きな違いは形、価格の他に材質です。

神様は桧に宿るといわれ、古来よりずっと桧が使われています。
お客様も材質には拘りたいとのことで、2点目の神棚を選択していただきました。

神具については、このエリアでよく使われるものを選定し、大きさは全体のバランスがちょうどいいおさまりになるサイズのものを私が選びました。もちろんすべて国産品で揃えました。

  • 神鏡
  • 榊立て
  • ロー立て白皿
  • 平次(御神酒入れ)

 

■取り付け

商品がすべて揃い、取り付けにお伺いしました。

取り付けは以下の場所です。

■必要なもの

今回は次の道具をもっていきました。これだけあれば十分です。

  • 金づち
  • マスキングテープ
  • 水平器
  • 脚立
  • 下地センサー(なくても可)

 

■取り付けは簡単

商品に予め取り扱い説明書兼ガイドの紙が付属されているので、ガイドを切り取りそちらを壁に貼り付けます。また取り付け用の器具も同封されています。

水平をとるのに気をつけるだけいいので楽ですね。私は水平器を利用して壁にマスキングテープを用いて貼り付けました。

また下地があると釘がすんなり入ってくれない可能性があるので下地センサーで下地の位置も調べました。

後はガイドにそって棚を受けるための専用透明の器具を固定します。器具は一つに対して3本の釘で固定します。壁に穴をあけることとなるものの、ほとんどわからないレベルの小さい穴ですみます。

器具を固定したらその上に棚を置くだけで完成です。そして棚の上に御札と神具を飾ることで作業は完了です。



シンプルな見た目でお客様も大変ご満足いただけました。

 

|費用や期間

・トータルの納期:約一週間(今回在庫がなかったためお取り寄せしました)
・作業時間:1時間
・費用:約10,000円(取り付け工賃除く)

|さいごに

いかがでしたでしょうか。今回のように神具を置かずに、御札のみを置く専用の神棚としてつかうのもまたいいかもしれません。

神座は当店のオンラインストアでも販売しています。詳しくはこちらを御覧ください。

ご不明点や取り付けはやはり不安だからお願いしたい...と思った方のご用命はお気軽にお電話(084-931-7017)やラインお問い合わせフォームからご相談下さい。

皆様の参考になれば幸いです。

最後まで読んでいただいてありがとうございました。
それではまた!

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