広島県福山市にございます、福山江原佛具店・香選でございます。
香りを楽しむアイテムにお香がありますが、今回はその中の一種であるお線香がアロマの代わりに使えるのかどうかについてのお話をしていきたいと思います。
|結論
アロマのかわりに使うことができます。お線香はお仏壇でしか「使ってはいけない」と思っている方が多いのですが、そんな事はありません!その理由を詳しくご説明していきます。
|アロマの意味
単語自体に、香り、芳香、香気という意味を持ちます。
さらに次のような意味が世間一般として使われているようです。
- アロマオイルの略語
- アロマセ(テ)ラピーの略語
今回は、香りを堪能するアロマオイルを使ったアロマポットやアロマディヒュ―ザーなどの代わりとして使用できるのだという意味で進めていきたいと思います。
|お線香も立派な芳香物
お線香は線状のお香のことで、お香の一種です。そしてお香とアロマオイルの違いは、香りの出し方の他に、お香は香木を原料としてつかっている点です。しかし広域では「いい香りを放ち、香りを楽しむことができるもの」として同じ仲間です。
|お線香がアロマより優れている点
アロマと比較した場合お線香は次のようなメリットがあります。
- 手軽に使うことができる
- 幽玄な煙りの立ちのぼるさまを堪能することができる
- 加熱することでしかその香りを味わえないものがある(伽羅、沈香)
- 残り香効果
- 燃焼時間を調節でき、使い切ることできる
1.手軽に使うことができる
お線香はお皿と香立てと火の元があれば、サッと手軽に香りを楽しむことができます。コンセントにつないだり、お水を用意したり、加熱用キャンドルを用意する必要もありません。空気と直射日光、湿気を苦手としますが、きちんとしまっておけば長期保管も可能です。
2.幽玄な煙りの立ちのぼるさまを堪能することができる
火を灯すと煙が漂います。変幻自在な煙の様は眺めているだけでも癒されます。目に見える形で香りを楽しむことができます。お線香は目でも楽しめます。
3.加熱しないとその香りを味わえないものもある(伽羅、沈香)
沈香、伽羅はそのままでもかすかには香りますが、加熱することでしか得られない芳しい香りというものがあります。ですから、火を灯して煙と共に漂ってくる芳醇な香りというのはお線香ならではの醍醐味です。
4.残り香効果
3番と重複するのですが、香木系のお線香は焚き終わると得も言われぬ強い残り香が漂います。焚いた後に残る余韻も楽しめるのです。
5.燃焼時間を調節でき、使い切ることできる
賛否両論ありますが、お線香を折って使うことで、燃焼時間を調整することができます。この気軽な調整力はお線香という形状の最大の魅力ではないかと思います。折るのがなんとなく抵抗があるという方もいらっしゃるかもしれませんが、折ることで倍使うことができるともいえます。
|私の使い方
私の場合お線香の使い方の一例をご紹介すると、夕食後、リビングでくつろいでいるときに、今日は疲れたなという時に沈香のお線香を使いその香りで癒されています。室内犬も飼っているので、その匂い消しにも一役かってくれています。
焚き終わったあとの残り香と共に空気がピンっと張りつめ、空間がリセットされた感じがとても好きです。気持ちが落ち着かせてくれ、癒されつつ、空間も心も浄化されているような感じがします。
最後までお読みいただきましてありがとうございました。
それではまた!
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